占い師インタビュー
先生方の占い師になったきっかけやエピソードを突撃取材
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占い師になった理由は?「占い」との出会いは何ですか?
幼い頃、なぜか本屋で魔術系のタロットカードを購入しておりました。ただ残念ながら、幼子の頭では、理解するのは難しく、そのままに。大人になり、プロでご活躍の占い師の先生方や、友人知人から「占い師に向いている」と勧められましたが、自分は一切占いをしておらず、なぜそう言われるのか分からずそのままに。
しかしその後、私は大切にしていた人の『死』を予知しました。その予知を霊能師の方の元へ確かめに行くと「覚悟はあるか?急ぎなさい。彼を救いなさい。」と…。別の方にも尋ねても、再び同じ。やはり近い未来に死ぬ。(もちろん、彼は死にますか?などと尋ねていません。彼は幸せにしていますか?とだけ聞きました。 ※人の生死について告げることは、この世界ではタブーです。あまりに時間がなさすぎて慈悲をくださいました。)
彼を護り、生かすため、私が生きる道としてこの道に入りました。幸い、それからこうして占い師として過ごしております。この道の始まりは、追い詰められてのこと。究極でしたが、おかげさまでこの道が天職だったと知れました
彼を死なせない。【護りぬく】
その決意が無ければ、私は占い師になっていなかったと思います。 -
ご自身のことを占いますか?
私の日常は、スピリチュアルと共にあります。日頃から、自然と知らせは降りてくる(導きがある)ので、自分のことをかしこまって占う意識はありませんが、お喋り相手として、「どう思う?」と尋ねながら暮らしております。何より信頼ができる相方として、占術を通して会話しています。言うなれば、占いは私の一部です。
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得意なご相談内容は何ですか?
人の気持ち、未来予知。恋愛のご相談が多いですね。ご自分の生き方のご質問も多いです。その中で特に私の御役目は、その方の深いお悩み、苦しみに関すること。暗闇の中からその方の光を見つけ、お伝えすることが得意に思います。
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鑑定スタイルやこだわりを教えてください。
基本的に降りてくることを元に、お伝えしてゆきます。降りたことのダブルチェック・トリプルチェック(見直し、再確認)をするために、占術道具を使います。そして【念】のチカラ。修正してゆきます。最善の道をお伝えするのはもちろんですが、ただひとつの道だけでなく、いくつかの選択肢をお伝えいたします。
私は、占い師が人の道を決めるものとは考えておりませんので、ご自身が道を選び、己の力で生きる強さを手にしてゆけるよう、お伝えするようにしております。
ご相談者に特別な癒しが必要である時には、私はそれを感じ取ります。体に反応が起こりますので、その際には、ご相談者様が整うよう【浄化の念/エネルギー】を飛ばします。会話と同時に浄化してゆきます。
鑑定後も、その方に何かがあったらば、知らせ(念のようなもの)が来るので、無事を祈る念を飛ばし整えます。
そもそもが、私が皆様の苦しみを引き受けよう、苦しみをどうぞ私の元に置いてゆかれてください、という気持ちで過ごしています。衆生の苦しみを引き受け、幸いをもたらすのが道なのかと思います。
ちなみに、マイナスのエネルギーを受け取っても、私は自然と自分で自分を浄化できるので、とても元気です。 -
占いに必要な情報は?相手の生年月日が分からなくても大丈夫ですか?
特に何も必要ございません。
(時折、その方のエネルギーを見るため、魂の一部である生年月日をお尋ねすることはあります。)
恋愛のご相談では、お相手様と繋がるために、『最後にいつ連絡を取ったか』『いつ頃出会った人か』をお聞きします。その方との意識(焦点)を合わせているだけなので、正確な日付などの情報は無くて大丈夫です。 -
占い師になってよかったと思うエピソードを教えてください。
この道に入り、皆様からいただく御言葉が、私に《気づき》を与えてくださっています。なによりの宝です。
「深い気づきを得た」「物事の考え方が変わった」とのご報告はもとより、出会った頃とは、想像もつかぬほど、生まれ変わって見違えるお姿を見せてくださった方には、私の方が感動して涙いたしました。
私は皆様の喜びが、自分の喜びに思いますが、皆様は、私が為したことに感謝を述べられる。
皆様からいただく感謝の想いが、私に幸福をもたらしてくれる。とても有難いことです。そして再び私は、皆様へ【感謝の念/祈りの念】を送る。
この素晴らしいエネルギーの循環を体感しています。
出逢った方の迷いが晴れ、生き生きと変わってゆかれる姿に触れるたび、私が私であれて良かった、この道に入ってよかったのだ、と自分の御役目を痛感いたします。
自分では気づかなかった自分、自分の持つ能力を知り、気づきと学びを得て成長させていただいている。自分の存在意義、自分が生かされていることを知る。感謝の想いです。
出逢えた方の御心を分かち合える。その方の幸せを願えること。それがムスヒの喜び。皆様の幸せは、ムスヒの何よりの幸せ。
感謝は巡る。波紋のように、この幸福の循環が皆様へ巡り、世の中へ拡がってゆくことを願います。
今でも、いつでも、視させていただいた方々の幸せを願っています。