占い師インタビュー
先生方の占い師になったきっかけやエピソードを突撃取材
エスペランサ先生
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占い師になった理由は?「占い」との出会いは何ですか?
占いとの出会いは知人が趣味で占いをしていて、占ってもらったことです。その人から「素質があるからやってみたら?」と言われたのが占い師になったきっかけです。
タロットカードからはじまり、そのあとからオラクルカードや現在メインで使っているサイキックタロットオラクルカードと出会いました。
占い師になろう、と思っていた訳では無い(趣味で楽しめるようになりたいと思っていました)のですが、いつの間にか占い師になっていました。
幼い頃から確かに不思議な経験をすることが多かったです。
どちらかというと、見えると言うよりも、感じるタイプ(直感型)なのですが、見える人と一緒にいるとお互いに顔を見合せたりすることもしばしば笑あそこになんかいる?ときくと、「うん。いるね。」と言われたり汗
特に夢では予知夢や過去世などに関わっているようなものを見ることが多く、寝てる間も疲れが取れない、なんてことも少なくありません。
自分の心身霊魂を整えることも生きる上では大変重要な事だと思っているのですが、なかなか上手くいかないこともあります。
目に見えない世界のことで悩んだ期間も長かったですが、そのぶん、たくさんのことを乗り越えてもきたのでその経験がほんの少しでも誰かのお役に立てばいいなと思っています。 -
ご自身のことを占いますか?
占いますが、結果に良くも悪くも納得出来ずに疑心暗鬼になってしまうこともあるので、あくまでも「参考程度」にしています。
とはいえ、あとから振り返ってみるとこれも「良くも悪くも」当たっていることが多く、占いの奥深さや面白さを再確認させられることも少なくありません。
時には「あー、あのカードが出た時はこんな意味もあるのか」とか、「あぁ、こういう解釈だったのか」など、後から「なぜそのカードが出たのか」が分かることもあります。
その時は、「え、思い当たらないな」と思ったことでも後からハッと全てが繋がることもあるのですよね。 -
得意なご相談内容は何ですか?
「なんでこうなったのかわからない」という出来事についての相談が得意です。
たとえば、「なぜ恋愛出来ないのか」「なぜ彼といつも揉めてしまうのか」「突然音信不通になってしまったのはなぜか」「仕事で上手くいかない理由」など、様々な複雑な要因によって引き起こされる事象をできる限り細かく読み解くことを得意としています。
理由の分からない不安なども様々な可能性を視野に入れながら背景を読み解くことでひとつの線で繋がることもあります。
特に自分の意識していない部分(無意識)でその事象を引き起こしてしまっていたり、時には一見関係の無いことが裏テーマとして動いていたりすることもあるのです。
たとえば、彼との恋愛が上手くいかない、ということをご相談いただいたとき、恋愛のことを占っているのに何故か「仕事に問題がある」というメッセージが何回もおりてくることがあります。
そのとき、お客様に「つかぬ事をお伺いしますが、最近お仕事いかがですか?うまくいっていますか?」とお尋ねしてみると「実は転職を考えている」「ブラック企業に勤めている」とのこと。
人によって、運の巡り方が違います。恋愛が上手くいくと仕事も上手くいく、という方もいらっしゃれば、仕事が上手くいくと恋愛が上手くいく、という方もいらっしゃるのです(他にも様々なパターンがあります)。
こちらのお客様の場合は後者の方で、恋愛のご相談をされにきたのですが、お仕事の問題を先に改善することをオススメしました。
数ヶ月後久しぶりにお客様から「仕事を辞めた瞬間に彼との関係もアッサリ改善した。あんなにどうしようもできなかったのに。」と近況をお知らせ頂きました。
また、他の人には理解されないような「生きづらさ」を抱えた方の相談やソウルメイト・ツインソウル・レイなどの説明しがたい関係性などについての相談も得意です。
長く書いてしまいましたが、一言で言うと複雑な悩みは得意分野ですので、ぜひ、悩みすぎて堂々巡りしてしまってモヤモヤしている方はお気軽にご相談いただければと思います。 -
鑑定スタイルやこだわりを教えてください。
お話をお聞きして、悩みに合わせてカードを選び、状況の深堀をしていきます。「なんで今の状況になったのかわからない」ということをお話されるお客様もいらっしゃいます。
背景を知ることによって解決の糸口がわかるようになるので様々なカードと展開方法でお客様がみえていない部分を明らかにしていきます。
また、お話を聞いている間にフッとビジョンがみえることがあり、そのビジョンが出てきた意味や背景を確認するためにカードを使うこともあります。
(カードを引く前から鑑定結果がわかってしまうこともあります。)
お客様が聞きたいことを全て聞けるようにリズミカルに鑑定をすすめるように心がけています。
また、みえたこと、カードに出たことを結果に関わらず包み隠さずお伝えするようにしています。
そのため、時にはお客様の望まれていない結果が出ることもあり、お伝えするのも心苦しいことがあります。
しかし、自分なら嘘をつくような占い師には鑑定して欲しくないし、何よりも自分にもお客様にも誠実でありたい、という思いもあり、正直にお伝えするようにしています。 -
占いに必要な情報は?相手の生年月日が分からなくても大丈夫ですか?
ご自身のお名前が分かれば鑑定できます。
御相手のお名前、生年月日などはあればより深く鑑定できますが、基本的に必要ありません。
御相手のお名前や生年月日よりも大切なのは状況の説明です。
気になっている人がいるので鑑定してください、ということだけだと、鑑定結果も薄いものになってしまい、こちらからお伝えできる情報が少なくなってしまいます。
占いはお客様の魂や心の声を具現化する1つのツールだと私は考えております。
お話している間にお客様とチャネリングして鑑定しておりますので、全てをお話いただく必要はありませんが、状況やお気持ちをできる限りお伝えいただくことで、より深い部分まで鑑定することができます。 -
占い師になってよかったと思うエピソードを教えてください。
公私共に大変苦労されていた方が鑑定結果をもとに現実的行動を積み重ねられて、ご自身の力で前に進んだことをお知らせいただいたときは、本当に占い師になってよかったと思いました。
お客様からは「先生からのアドバイスのおかげで仕事も辞められて楽になりました。」「先生のおかげで彼とまた仲良くできるようになりました」とお伝え頂くことが多いですが、その報告をいただく全ての方に通じることがあります。
それは、「きちんと自分と相手に向き合って行動した」ということです。
「なんとなく、占い師の言う通り」にしてしまって「自分の気持ちは後回し」「自分と向き合わず占い師と向き合う」という方も少なくない中、ご報告いただくお客様の多くがご自身としっかり向き合って決断して行動された方ばかりです。
「先生のおかげで」とお話される方も多いですが、実際は私は何もしておりません。
強いていえば、扉の在処や道筋をお伝えしただけで、ご自身のお力で扉を開かれ、道を選び、進んだ、ということに何よりも大きな意味があるのです。
大変な苦労をされていた方が、ご自身の力で立ち上がり、自らの幸せのために魂が求める方向に進むお姿をお伝えいただけることは本当に嬉しく感じます。
お客様を通して、励まされ、学ぶことも多く、占い師をしていてよかったと常々感じております。
本当にいつもありがとうございます。これからもお客様とともに魂の学びを経験させていただければと思います。