占い師インタビュー
先生方の占い師になったきっかけやエピソードを突撃取材
息吹メイ先生
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占い師になった理由は?「占い」との出会いは何ですか?
占いとの出会いは、今から?十年前の中学生のころ、〜座の運勢というような星座別に分かれた小さな本に出会い、衝撃を受けたのが最初です。
見る見る引き寄せられて毎日見ていました。
それ以後様々な占いに興味を持ち、たくさんの本も買いました。
元々読書好きでしたので、それから波及したものに広がっていきました。
占い師になろうと思ったのは、間もないころだったと記憶していますが、その時の気持ちは今でも鮮明に覚えていて
【今はまだこんなに未熟な私だから、大人になって心が成長して他者のことが分かるようになったら占い師になろう】 でした。
つまり、その時に目標を設定していたのですね。
無意識はそれを覚えていますし、顕在意識でもどこかに存在させていましたから、その通りに実行に移しました。
今から6年ほど前でした。
心が成長したかと問われれば、成長というものには終わりがない、
お客様を通してたくさんのことを学ばせていただいていますし、
時代というもの、時の流れ、想いを馳せればカオスのような世界に尚魅せられています。 -
ご自身のことを占いますか?
もちろんです。
占星術はホロスコープを作成して運勢を詠みますが、
同じ図なのに自分の知識の深さや解釈で違ってきます。
生きるというのは毎日の24時間の世界で生きているということですが、
そのような現実を抜きして占いは成立しないわけで、
近くに寄ったり遠くに離れてみたりを繰り返しているようなものです。
それに天体は止まることなく動いているのでどのようなエネルギーが
自分に今来ているのか興味が尽きることはありません。
占星術がなぜ占いとして成立しているのか、
それは遥か昔の文明に既に存在していて
波動という見えないエネルギーが人体の外内深く影響を与えている、
らしい・・からです。
それを見事の証明しているのが月ですね。 -
得意なご相談内容は何ですか?
得意=好みでいえば家族問題です。
家族というものは生まれたら直ぐ関りを持つ大切な環境です。
そこから与えられる影響は多大です。
恋愛も人間関係も全ては家族から派生しているので、根っこは同じです。
どんな問題も同じです。
ですが解き放つのは決して容易ではありません。
占い師だけが頑張ってもダメなのも明白ですし
何よりもご相談者様の幸せになりたい気持ちが大事なのは言うまでもありません。
ですがこの幸せというものに向かうためには、
いくつもの壁や暗い道を通り抜けていかなければなりませんから
想像を超えた勇気がいるのです。
チャレンジする心なんですが、果たして持ち得ているでしょうか。
そのスタートラインが見えたら大丈夫、そう考えています。 -
鑑定スタイルやこだわりを教えてください。
お誕生日を先に聞くか、ご相談内容を先に聞くかはその時によります。
いつも変わらないのは冷静でいることです。
心というものは勝手に動き始めますから、そこにストップをかけています。
お誕生日に加えて生まれた時間、場所もお聞きします。
そのような細かい情報は運勢リズムや仕事や結婚など
多岐にわたって細部を観るために是非ともあった方がよいものです。
ですが母子手帳や親の記憶に頼れない場合も多くその時はお話しの中から、
あるいは出生図の情報を別の見方で分解していきながら出来るだけの努力は致します。
ご相談者様がないも言わなくても当たるというような、魔法はありません。
タロットカードは今、やお気持ちを探るには最適な占術です。
それこそ潜在意識をカードが見せてくれるのですから何が出てきても
自分というものに対峙しなければならないのです。
どんな時でもそれぞれの価値観や概念に縛られている心を
分解していくことが求められているのだと思います。
しゃべり方はいたって普通、優しくとか厳しくとか造っているものはどんなものでも偽物にすぎません。 -
占いに必要な情報は?相手の生年月日が分からなくても大丈夫ですか?
相談内容による当人の誕生日 お相手の誕生日、
分かれば時間 例えば外国に住んだらどうなるか、などそういうものは出生時間が必ず必要です。
つまり住む場所によって運勢が変わるのです。
日本は狭いですからそう大きくは変わらないと思いますが・・・。
どんな問題でも状況はお聞きします。
それを聞かないことには鑑定は出来ません。
もちろん言いたくないことは言う必要はありませんが、
電話ですから顔は見えませんし、相談そのものに恐怖を感じる
そのお気持ちも充分に承知しておりますから、出来るだけお話くださいね。
どのようなことでも鑑定に必要ではないものなどありませんので思いついたことは教えてください。 -
占い師になってよかったと思うエピソードを教えてください。
占い師になりたくてなった職業ですから、よくなかったなどというものが存在しません。
占い師は生きてきた経験そのものがすべて役立つ職業です。
こんな素敵なことってありません。
それを意識していきながらやっているようなものです。
嬉しかったこともたくさんありますが、ある若い男性がこれから生きていくことに対して、
勇気を持てた、とお礼に来てくださったときは本当に嬉しかったです。
そして、本当にそんな感謝されるようなことが私に出来たのだろうかと、強烈に印象付けられました。
心を扱う仕事を甘く見てはいけないと同時に思いました。
そのような大きなエピソードでなくても残っていくものは多く、
感謝という言葉がやっとすんなり入ってきてくれるようになりました。