占い師インタビュー
先生方の占い師になったきっかけやエピソードを突撃取材
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占い師になった理由は？「占い」との出会いは何ですか？
占いとの出会いは、小学校5年生のときでした。母が買ってきた星占いの本やタロットカードと、付録の解説書を読みながら、級友同士で鑑定し合っていました。
1988年以降、占い雑誌や携帯コンテンツで活躍するプロの占い師たちと知り合い、西洋占星術やタロットカード占いの基礎を学びました。その知識を生かして友人たちを鑑定しました。鑑定の内容は本格的な水準だったと自負しています。
同じく1988年、私はコンサルタント会社へ転職しました。経営者数名からタロットカードを使った鑑定を依頼され、鑑定料をいただいたこともありました。
2000年前後には、金運・仕事運・恋愛運をクリックするとタロットカードが1枚表示され、一言メッセージが出る占いサイトを公開いたしました。
SNSで紹介するとそのネット会社内で2位の人気を維持し続け、サイトを閉じるまで多くの方に親しまれました。SNS閉鎖後も、女性のリピーター様が数名いらっしゃいました。
そして2020年、タロット占い師から「あなたはお金をとる占い師になるべきだわ」と勧められたことをきっかけに、霊感タロットの手ほどきを受け、本格的に占い師としての道を歩み始めました。 -
ご自身のことを占いますか？
2000年頃以前は自分のことを占っていました。しかし、自分や家族の鑑定は客観的に見ることが難しく、2000年以降、不特定多数を鑑定するようになってからは、自分を占うことはなくなりました。
ただし、誰でも客観的に結果が出せる占術については、今でも自分を占うことがあります。
例えば、「ジャストコンジャンクション」と呼ばれる、星同士が同じ度数でぴったり重なる現象は、家族など深い縁のある者同士によく見られます。これは占いというより、もはや科学といえるでしょう。私自身を占った例を紹介します。
私の太陽、妻の水星、娘の南中点（太陽が真南に来る点）は、すべて牡羊座の3度でぴったり重なっています。
また、私はハープを弾きますが、ご縁のある3人のハーピストとも、惑星同士がぴったり重なっています。
ひとりは、土星が山羊座の9度で、私の月と重なっています。この度数は、サビアン占星術において「ハープを運ぶ天使」です。彼女は土星の象意のひとつである「伝統の指導者」というタイプの講師であり、私は個人的な趣味としてハープを習っていました。非常にわかりやすい関係の例でしょう。
残りの2人は、芸術と縁が深い魚座で惑星が重なっており、音楽の趣味が共通しています。ひとりは、芸術を象徴する金星同士が重なり、もうひとりの火星は私の金星と重なっています。その関係はプライベートなことなので伏せますが、その結果に私も彼女たちも驚いています。 -
得意なご相談内容は何ですか？
得意なご相談は、恋愛全般、ビジネス、適職・才能、社会的使命です。
恋愛は、相談者の気持ちを読み解くことや、SNSを通じた恋愛（配信を含む）が得意です。また婚活の相談が多く、無料鑑定時代からほぼ全員が成婚しています。ただし婚活のご相談はお耳の痛い現実的な助言になります。
ビジネス は、経営者からの相談が多く、意思決定のお手伝いをしてきました。現在は多くの方が退任されていますが、1名だけ起業され、今も継続して相談を受けています。私自身、ビジネス経験があり、専門知識もあるため、経営相談ではお役に立てることが多いです。なお電話鑑定では専門分野との複合鑑定は行わず、専門分野は専門家への相談をおすすめしています。また、配信アプリのトップライバーやインフルエンサーなど、ネット関連の仕事に関する相談も多く、情報通信業界にいた経験から、内情を理解した上で、ご相談をお受けすることができます。
適職・才能、社会的使命 は、まずタロットカードで鑑定し、必要に応じて西洋占星術も併用します。初回は計算や調査に多少時間がかかることがありますので、ご了承ください。 -
鑑定スタイルやこだわりを教えてください｡
私は、相談者と共に悲しみ、怒り、喜びを分かち合っているか自問しています。相談に寄りそえてこそ、カードは現状と未来を変える「魔法」となります。
鑑定は、相談者がカードと対話いただくスタイル。私がカードを次々と引き、カ―ドのメッセージを霊感で聞き取り、お伝えするので、カードに話しかけるつもりでお話しください。
途中で流れを物語風に振り返り、全体像を紐解きます。
ときには現状と未来のイメージを変えていただきます。この際、イメージを再起動する魔法も伝授。リピーター様限定で、ご希望あれば鑑定後にレイキやハープの魔法もかけさせていただきます。
カードは質問をオウム返しすることがあるため、その際は質問の仕方を変えていただきます。私の霊感が正しくない場合は、女教皇のカードが登場するのですぐにわかります。その際は女教皇が鑑定方法を助言するので、恐れ入りますが、お付き合いいただけますと幸いです。
適職・社会的使命・ご縁など、客観的に鑑定できるスタイルありますので、ご相談ください。 -
占いに必要な情報は？相手の生年月日が分からなくても大丈夫ですか？
お名前のみで構いません。ニックネームでもOKです。
適職適正・社会的使命・ご縁・長期の過去の振り返りなどは、客観的にも鑑定できます。ご希望であれば、その方法も説明します。ただし相談者の生年月日（可能であれば出生時間と場所） が必要です。
お相手との前世の関係を視る場合は、相談者とお相手の生年月日（可能であれば出生時間と場所） をご提供ください。 -
占い師になってよかったと思うエピソードを教えてください｡
鑑定中にシンクロニシティが起きる瞬間が嬉しく感じます。例えば「あなたが存在するだけで幸せだと父親が言っている」と伝えた際、相談者から「そう言おうと思っていたのに」と驚かれました。
鑑定中に悩みを言えずに戸惑っているとき私が相談者の悩みを当てることも多く、悩むたびに、また人生の転機に、私の名前を偶然に見かけて思い出し、連絡をくださる方もいます。こうして信頼され、贔屓にしていただけることが嬉しいです。
また、某社の課長から「どの派閥についていけば出世できるか」と相談を受けた際、各派閥の現状、近い未来と、その派閥について行った場合の最終結果をタロットカードで展開させていただき、ご自身でどの派閥について行くか決めていただいたところ、短期間で専務に昇進されました。
このようにお役に立てたと実感できる瞬間も喜びの一つです。
