お別れした相手への怒りや執着の手放し方

寝ても醒めてもパートナーのことを考えてしまう…。
これは片思いの頃や実際にお付き合いが始まった頃によく聞かれる現象です。

自覚しない思いの手放し方

「お別れをしたパートナーのことが頭から離れない時がある」と、しばしばお客様からご相談を頂くことがございます。
もちろん、お別れしたばかりでしたら無理もないと思います。
今回はそうではなく、「かなりお時間が経っているのに」とか「自分の中ではもう消化しているのに」といった音信不通や疎遠になってしまった方に対する、何故か消えないふと湧き出てくる許せない思いや、今相手が何をしているのか気になって気になって仕方ない衝動に襲われてそんな自分が嫌だと思っているあなた様へ、どうしたらそんな思いを手放すことができるのかをお伝えしたいと思います。

忘れられない思い

久しぶりに会った友人とカフェでランチを楽しんでいる時に、ふとした会話から連想してしまった元彼に言われた言葉や行動が、まるで昨日の事のように思い出され、その時と同じ熱量で目の前にいる友人へ元彼の悪口をまくし立ててしまった。
もうかれこれこの話を5回は聞いているであろう友人はため息混じりに「もう忘れなよ」と一言。
家に帰って「またやってしまった」と自己嫌悪に陥り、友人にも嫌われたんじゃないかと更にネガティブマインドへ引きずり込まれていく…。

「別にもう好きでもなんでもないのに思い出してしまう」「早く忘れたいのに忘れらない自分が嫌だ」こんな感情を過去のお相手様に抱いていらっしゃる方も少なくないはずです。
では、どうしたらこのような負のループから抜け出すことができるのかをお伝え致しますね。

負のループの象徴

忘れられない原因と解消法

負の感情に悩まされている方々の共通点
・円満な別れ方ができていない
・相手から侮辱された
・付き合ってる時に相手への不満がそこそこあったが発言できずにいた
・自分に厳しい

このような共通点として挙げられます。
1つでも当てはまるものがあり、まだついついお相手様のことを考えてしまうという方は以下のことを是非実践してみて下さい。

過去の恋愛にタイトルをつけてみる

まず1つ目にして頂きたいことは「過去の恋愛にタイトルをつけてみる」です。
そのお相手様と1ページずつ日々を重ね、恋愛という本が出来上がっていたとしたら、それはどんな恋愛でしたか?
一言では言い表せられないと思いますが、特に印象的だったことなどを思い浮かべてその恋愛の本にタイトルをつけてみてください。
そのタイトルをみて誰もがその本を読んでみたくなるようなそんなタイトルを付けてみてください。
その恋愛に一生懸命だったご自分を客観的視点で見つめてみましょう。

気持ちに着目してみる

2つ目にして頂きたいことですが、「あの人、あの時私にあんなこと言った(された)」という気持ちに着目してみましょう。
ひとしきりその言葉や出来事を思い出して、腸(はらわた)を煮え繰り返したら自分に問いかけてみてください。
「あの時なんて言って欲しかったの?」「どうして欲しかったの?」と。
出てきた答えを胸にしまわず声に出してみてください。
そしてご自身の左手で右腕を、右手で左腕を同時に撫でてセルフハグをしてあげてください。
「今まで見て見ぬふりしてきてごめんね」と自分を労わってあげましょう。

自分を認める

3つ目です。
またそのパートナーのことを思い出した時に「なんでまた思い出すの!」とか「早く忘れなきゃ」と思わないでください。
その思考に囚われた時、「また私思い出してるんだね。そうだよね、だって大好きだったしめちゃくちゃ辛かったもんね。」と思い出してる自分を認めてあげましょう。
そしてまたセルフハグをしたあと、ゆっくり深呼吸をしてください。
友人や家族に話すことなく、その思考を逃すことが出来るようになります。
「手放し」とは無理やりその事柄を考えないようにするだけでは無いですし、そのやり方が合わない方もいらっしゃいます。
まずその出来事を手放したいのに手放せずにいるご自分のことを、あなた様ご自身が認め、受け止めることから始めてみませんか。

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