季節はずれの蛍

スピリチュアル 蛍

こんにちは夢希です(゚∀゚)

この時期は蛍を田舎では見られますね。

儚くも温かい光を放ちながら飛び交う蛍…

幻想的な光と川の流れと小さな虫の鳴き声…

でもとてもとても静かな夜…

毎年この時期は

彼の母親と話した日の事を思い出します。

人間関係 彼の気持ち

私は最愛の彼の最期にも葬儀にも

立ち会う事はできませんでした。

美意識の高い彼の意向だったのか…

若くして逝ってしまった彼を

葬儀により晒したくない家族の意向だったのか…

静かに身内だけで済ませたようです。

私は彼が亡くなったその日、

友人と有名な滝がある神社に参拝していました。

帰り道に変な胸騒ぎがして

どうしても彼に会いたい衝動が走りましたが、

ずっと会う事を拒否されていた私は

気になりながらも

彼のお店の外にお土産を置き帰りました。

彼の気持ち 夢

その日の夜

不思議な夢を見ました。

眩しい光の中に彼が歩いていくのです。

その後ろ姿は確かに見慣れた彼の後ろ姿でした。

その数日後

彼が亡くなった事を聞かされました。

私はその足で飛び出して彼の会社、

彼のマンション、

彼の実家に向かいました。

何も変わってない…大丈夫。

今から思えば

あまりにショックで受け入れる事を脳が拒絶し

自己防衛本能が働いていたのかもしれません。

涙も出ない。

ただ

「Yくん…亡くなったんだよ」

って言葉を聞いた瞬間から

全ての色が無くなったような気がした。

毎日、毎日、毎日…仕事はきっとしていた。

食事も食べていたはずだし、

人とも関わりはあったはずだけど

断片的にしか覚えてなくて…

ただただ

会社とマンションと実家を往復し

大丈夫…大丈夫…と思ってた。

恋愛 死別

久しぶりに会った知人から

野球少年の話を聞いた時も

私は泣いてもいなかったし

悲しくもないし…

なに喋ってるの?

くらいに他人事のように聞いていた。

ある時 彼の従業員から

「夢希さんYさんのお母さんが会いたがってました手を合わせてあげて欲しいって…僕からもお願いします。」

と言われ…

私は普段

他人を怒鳴りつけたりする人間ではないのですが

その言葉を聞いた瞬間に

カッとなり…

「なんで手なんか合わせなきゃなんないの!?あんたなに喋ってるの!?ふざけるな!!」

と怒鳴り暴言を吐き殴りかかる勢いで

周りに止められました。

その後も私は

周りを振り切り

いつものように大丈夫…大丈夫…と

彼の会社、

マンション、

実家を見て安心し

ウトウト浅い眠りにつきました。

霊障 彼の気持ち

ある夜

ぼんやりと横になっていると

深夜に関わらずドアをバタン!と

乱暴に開け閉めしドタドタ歩く足音がしました

この頃

私は実家に身を寄せていたので

酔っ払った家族が帰ってきたのかな?

位に思っていました。

バタン!バタン!ドカドカ…

その足音は段々近付いて来ました。

そして私の部屋のドアをバタン!

酔っ払いめ!部屋間違えたな!

何時だと思ってんのよ( *`ω´)!…

振り返ろうとした瞬間…金縛りに。

ゆっくり、ゆっくり近付いて来る気配…

横たわる私に近付き…

フワッと風が吹いた…

Yだ…

会いたくて会いたくて仕方なかった

Yの気配と香りがした。

優しく大きな手で私の髪を撫でて…

私を後ろから抱きしめるように

Yは腕を回し私の中に重なり

吸い込まれるように消えていく感覚…

Y…

もういないんだね…

さよならなんだね…

胸が熱くなり涙が溢れて来るような苦しさ…

そこから意識は飛び 目覚めると

まだ3:00を少し過ぎた時だった。

ふとカレンダーを見ると

その日は彼が亡くなった月命日…

私は意を決し彼の実家に行く事にしました。

続く。

夢希

この記事を書いた占い師さん

占い師 夢希

先生からのメッセージ:

私は、幼少の頃から予知能力を持ち合わせ不思議な体験を数々してきました。不思議な能力は生きにくく悩んだこともありましたが、お悩みを抱える皆様にお相手の気持ちを伝えることで未来が開けることを知り、鑑定師の道を進みはじめました。鑑定師になってから、大切な人を亡くしたことをきっかけに、この不思議な能力はさらに強まり今に至っております。未来は沢山の道が枝分かれをしています。皆様のご相談を傾聴し、一番幸せになれる道を探すお手伝いを致します。

【得意な相談内容】
相性 結婚 離婚 復活愛 略奪愛 不倫 縁結び 縁切り 年の差 遠距離 同性愛 三角関係 前世 金運 仕事 対人関係 家庭問題 子育て 運勢 開運方法 霊障害